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ジジイの生活向上委員会

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鉄と神様の発祥1

昔のSF映画に「2001年宇宙の旅」というのがありますね。
オープニングで猿達の勢力争いのような場面が出てきてきます。

その争いの中で、動物の骨のような物を武器にした猿が勢力争いに打ち勝ちます。

そして誇らしげにその武器(骨)を天にかざして雄たけびをあげます。

感極まった猿は、その武器を天高く放り上げ・・・

それは一瞬にして宇宙ステーションになるという場面です^^

人類が文明を持った瞬間から宇宙の旅に到達するまでを、それだけのシーンを使って表したものです。

この映画では文明は、猿の手に持った骨にあたるのですが、自分の考える文明はやはり鉄であると考えています。

「鉄は国家なり!!」古いですね^^;;;

ヒッタイトの鉄を使って千年の歴史を一瞬にして記事にする!!(嘘です^^;)


さて^^;;;、それでは始めます。


鉄の歴史。鉄の起源はヒッタイト(紀元前14世紀)から始まると言われています。

いつだったか、多分ネット動画で見たと思うのですが、、、
鉄の起源はアフリカで、なんでも土器作りをしていた女性が鉄の存在を見つけたとか・・・

野焼きの土器の中にも種類によっては高熱を必要とするものがあり、それらの製作中に偶然鉄を見つけたというストーリーであったと思います。

なんともアヤフヤな記憶・・・(汗)



古代のアフリカに住んでいた女性が鉄(文明)を育む。。。

この動画が本当ならば鉄の伝承が変わるかも?なのですが・・・

実際のところ、ヒッタイト国成立以前の地からも鉄の製造跡らしきものが発掘されたという事もあり、鉄の起源はアヤフヤでもあるのです^^

ただ、強度的には青銅器に劣る代物であったとかで、やはり鉄が青銅器に変わって実用されるようになるにはヒッタイトの時代まで待たなければならないのかもしれないと思います。

ちなみに冶金技術者からの意見なのだそうですが・・・「銅と錫とを溶け合わせて青銅という合金をつくるためには、約九百度という高温の炉を必要とするが、鉄鉱石はそれより三百度も低い温度でも(固体のまま)で鉄に変わるのである。」という意見もあるようで、どちらが先にできたのかの論争もこれから先も続くのだそうです^^;

固体のまま打ち付けて、不純物を飛ばしながら精製するという事ですね!

つまりはヒッタイトには精錬技術があったという事なのだろうと思います。

鉄の起源のヒッタイトからエジプトに移った人の中に土木技術を持った集団がいたのだそうです。

ヒッタイトの神は太陽の化身、ミトラの三神です。

太陽はまさに鉄と火の象徴でもあったのではないかと思います。

ヒッタイトの技術者は、エジプトのアメンホテプ4世(イクナートンと改名)の宗教改革(多神教アメン神→一神教アトン神)により新都アマルナの造営のために招かれます。

エジプトの王の系図も古代天皇に負けず劣らずややこしいですが、新王国時代を迎えテーベに新都を作りラムセス2世など高名なファラオを輩出した、古代エジプトの中で最も繁栄した時期でもあります。

かつてエジプト史初の侵略をゆるしたヒクソスを倒し、そのヒクソスによってもたらされた軍事力を用いて、エジプトは積極的に領土を拡大していった時代でもあります。

アメンホテプ4世はそんな時代に宗教改革をしたファラオです。

多神教崇拝の中、ファラオ以外に神官が政治的に力を持つようになっていきます。

中でもテーベの守護神であるアモン(アメン)を崇拝する神官たちが、力を持ち始めたのです。

アメンホテプ4世はテーベからアマルナへ遷都して、太陽唯一神のアトン神崇拝を民に強要したのでした。

この世界に一神教が初めてできた瞬間です。

アメンホテプ4世の次に王になるのが、ツタンカーメンです。

ツタンカーメン王墓から発見された鉄の短剣にはほとんど錆が無かったのです。短剣は、錆ない純度の高い良質な鉄で作られた訳です。

ヒッタイト製の鉄がいかに優れていたかの証明にもなっています。



さて、アメンホテプ4世にツタンカーメン。アメンの神の名がついているのがおわかりでしょうか。

エジプトのファラオとは王であり、神そのものでもあるのですね。

アメンホテプ4世は、宮廷の神官達の力を削ぐ為にヒッタイトの土木技術とかれらの信仰している多神教ミトラを利用する事を思いつくわけですね。

アメンホテプ4世は多神教ミトラをモデルに唯一神アトン神を作ったのです。

しかし、エジプトの神官達との激しい対立がありアメンホテプ4世の死後は、ヒッタイトの技術者達は迫害を恐れシナイ半島に逃げ込みます。



このあたりが出エジプト記の時代になります。

予言者モーセが、ユダヤの民を率い、エジプトを脱出します。
そして、聖なるシナイ山の頂上で神ヤハウェとの契約をさずけられ、これがのちのユダヤ教へとつながります。

モーセの死後、ヨシュアにひきいられたユダヤの民は、ヨルダン川をわたり、イェリコの町とその地域を征服します。
その後、サウル王のもとで建国を成し遂げ、ダビデ王やソロモン王の治世で、最盛期をむかえるのです。

妄想史では、出エジプト記にあるモーゼですが、実は「アトン」信仰を奉じてエジプトを脱出したのではないか・・・
アトン神がユダヤのヤハウェ神のモデルであったのでは?というのがひとつの解釈になっています。

やがてバビロニアから放浪してきた民族といっしょになり、カナンという場所で二つの民族からなる国家ができます。

これがヘブライ国(古代イスラエルの名称)。紀元前1230年の出来事です。


実はこれにはもう一つ異説があります(脱線・・?!)

アブラハムは、実はエジプト新王国第18王朝第10代の王、アメンホテプ4世だというのです^^

ヘブライ国を作ったのはアメンホテプ4世。。。

すべてはヒッタイトとアメンホテプ4世のはかりごとだったのか・・・?とか。。

妄想満載ですね^^

今日はここまで、続きは明日です。



では(^_^)/
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No title

おはようございます。(*^^*)

預言者モーゼ、アブラハム、ダビデ王やソロモン王。。。

ヘブライ語聖書で読んだことがあります。^^。

聖書で読んだことあるだけで、歴史に関してはダメなのですが、ダビデ王やソロモン王は実在の人物なのかどうかすら??で。。

「アトン神」はしらなかったです。「ヤハウェ」はヘブライ語聖書の唯一神ですよね。

聖書を物語的にしか読んだことなかったので、(←それもどうかと思いますが)面白かったです。

またの話楽しみにしてます。(*^^*)

おはようございます^^

いつもありがとうございます。

すごいです!ヘブライ語聖書でお読みになった事があるのですね。

私はチャールストン・ヘストンが出てくる昔の映画で内容を知ったぐらいでして^^;

今回思い立ったので出エジプト記とレビ記をほんの少しだけ読んでみただけです(>_<)
というかやっぱり難解でした。。。

物語的に読むのが一番頭に入っていくと思います^^

ダビデ王やソロモン王が実在したのか・・・?
うーん、疑問を持って考察していなかったですね(>_<)
するどいご指摘です。ヘブライの伝承の中の人物でしかないですね・・・(汗)
鵜呑みにしてお話を進めていたです。

また違った展開ができますね!ありがとうございます^^

ヤハウェは唯一神ですね。契約の神というのが私にはすごく新鮮に感じます(元来は皆そうなのかもしれませんが)。

アトン神はヤハウェが生まれる前にあった最初の唯一神というだけで進めましたが・・・

アメンホテプ四世のアマルナの宗教革命で登場するのですが、アトン神が生まれる過程はかなり複雑で自国や隣国の思惑なんかも絡んでいたようですね。


これからも楽しんでもらえるように頑張りますね^^




プロフィール

八爺

Author:八爺
59歳になりました。生活不詳、引きこもり、世間の事は何もわかっていない勉強中のジジイです。

我家にやってきた猫のタマの一年と一ヶ月の記録に同じく「台風からの訪問者」はちの成長と釣りとたまに歴史のお話と愚痴を記事にしていきますので、よろしくお願いします^^;

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