FC2ブログ

ジジイの生活向上委員会

Top > 歴史 > 約束の地、カナンの人々

約束の地、カナンの人々

前々回の記事によるガイドラインに沿ってお話しする妄想史の第二段です。

いやあ~、ガイドラインがあると妄想史がなんとか記事になっていきそうです^^;

今回は前1200年のカタストロフの時代です。


さて、前1200年のカタストロフとはいったい何があったのだ!?という事になるのですが、、、

これに関する資料になるようなものは見つけられませんでした^^;

出典
前1200年のカタストロフ - Wikipedia

紀元前1200年頃、分裂と経済衰退が環東地中海を襲い、各地において新たな時代を生み出した。特にギリシャの衰退は激しく、それまで使用されていた線文字Bは忘れ去られ、芸術品、壁画、ありとあらゆる文化的なものが失われ、それまで華やかであった土器も単純な絵柄である幾何学文様と化した。ヒッタイト帝国は崩壊し、エジプトでは全ての保護領が失われ王権は失墜しはじめた。しかしこの時期を切っ掛けに東地中海に鉄が広まった。これらの激動的変化の要因については答えが未だに確定していない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、わかっている事で説明すると何らかの変化(地震・気象?)で飢餓が発生して、海の民と言われる部族の大侵攻が環東地中海(現在のイスラエルやレバノン)で起こり、それによってエジプトは疲弊しヒッタイトは滅亡に至ったという事です。



さて、ヒッタイト。

トルコ・アナトリア高原に一大王国を築きあげます。

その勢力はシュメール文明を継承したバビロニア王国を滅ぼし、当時、世界最強を誇ったエジプトを破るほど強大でした(鉄の兵器・二輪戦車)。

鉄の武器を誇示していたヒッタイトは鉄の製法を国家機密にしていましたが、滅亡とともに鉄の製法は流出し世界は本格的な鉄器時代に突入していきます。。。

そして前1200年のカタストロフの後に栄えていった民族もありました。

シリア・パレスティナ地方が権力の空白地帯となったことで、ここに住んでいた3つの民族が歴史の表舞台にでてきます。

アラム人、フェニキア人、ヘブライ人です。

オッサンは前回のお話のノアの息子のセム、ハム、ヤペテに重なってくるのですが・・・

強勢を誇ったヒッタイトの滅亡しとエジプト新王国の衰退・・・

シリア・パレスティナ地方が権力の空白地帯となったことで、ここに住んでいた3つの民族が活躍し始めるのですね。


まずはアラム人の紹介から始めます。


アラム人は内陸貿易で活躍する商業民族です。

中心都市がシリアのダマスクス。彼らはラクダの放牧に成功し、ラクダによる物流移動に成功します。

また彼らが使うアラム語は国際商業語となりました。以後2000年近く、オリエントの共通語として使われていきます。。。

そして彼らが作ったアラム文字、これが商業活動とともに内陸各地へと伝わり多くの文字の源流となります。

漢字起源の文字を除くとアジアのほとんどの文字が、アラム文字を改良したものだと言われています。

特に重要になるのがソグド文字です( ..)φメモメモ

シルクロードを東に伝わり、アラム→ソグド→ウイグル→モンゴル→満州と繋がっていきます(突厥文字も入ります^^;)。

騎馬民族に守られた隊商のイメージが湧いて来ます^^


次にフェニキア人、元々いたカナンの先住民であるともされています。

ギリシャの歴史家ヘロドトスによると、古くは紅海に住み、やがてシリアに移り、シリアの海岸地帯に住むようになったという事です。

ちなみにヘロドトス(紀元前5世紀)はヘブライ人(イスラエル人)についての記述を残していないのです。。。

聖書にこれだけの功績があるのにヘロドトスは言及していないのだそうです(謎)。

さて、お話を戻しまして・・・


フェニキア人は、シドン、ティルス、ビブロスなどの都市国家を拠点に、地中海貿易で大活躍するのですが、フェニキア人の歴史の出発点になった場所です。

北はブリテンからインド洋にかけて各地の様々な文物を仕入れて売ります。

それだけでなく、商売の拠点として植民地をどんどんつくっていきます。

ローマと3度の戦争(ポエニ戦争)をした有名なカルタゴは、フェニキア人がアフリカ北岸に建設したティルスの植民市です。

そして、彼らが作ったフェニキア文字(古ヘブライ文字とも言われています)が、ギリシアに伝わってギリシア文字となり、それがさらにローマに渡ってローマ字となって行きます(アルファベットの原型)。

彼らは生粋の海人(ヤバい!!船でトンズら^^;)ですので歴史から消える事はあっても滅ぶ事はないのです。

でもポエニ戦争のカルタゴは強かったですけど^^;



さて、最後に前回にオッサンがネタがないと言っていましたヘブライ人ですが、やっぱりよくわからないままです・・・(T_T)

後の世界に大きな影響を与える人達なのですが・・・(>_<)

元々は部族集団に分かれてオリエント地域のあちこちで遊牧を中心に暮らしていたのだそうです。

まず、パレスチナに定住しだすのが前1500年頃だと言われています。

同時期に一部がエジプトに移住していきます。しかし、エジプトでの暮らしは良くなく、エジプトから逃げ出すのです(出エジプト)。

そして40年かけてパレスチナの同胞の所へ行き着くのですが、、、やっぱり聖書の内容ばかりなんでオッサン的には「うーん・・・」なのです。。。(>_<)

ただ、アラム人やフェニキア人、そしてヘブライ人の三者はほぼ同時期にカナンの地で定住生活を始めたらしいのです。

そして部族集団であったヘブライ人が海の民の一派ぺリシテ人との勢力争いの後に国家形成に傾いていくのだそうです。

つまりはぺリシテ人に対する対抗意識が高まったのですね。

英雄サムソンが登場するのはこの頃なんでしょう。

やがてサウルが王となって建国しダビデやソロモンの時代で周辺に勢力を伸ばします。


ソロモンが勢力拡大を果たすのと同時に民衆は重税と賦役を課せられていき、ソロモンの死後、イスラエルは南北に分裂、対立していくことになるのです。

皮肉にもソロモンの政策は王国に内在していた矛盾を増幅させ、それがソロモンの死とともに一気に噴出して、国家分裂を誘発してしまったのだという事ですね。。。

そしてここから前回のお話した北イスラエル国はアッシリアに、南のユダ国は新バビロニアに滅ぼされるのです。

つまり、聖書以外からの情報が得られない訳ですね^^;;;


そこで、この時代のカナンの地を大きく俯瞰していくと・・・


前1200年のカタストロフに東地中海世界一帯を荒らし回った海の民がカナンと呼ばれた地域に大きな影響を与えた訳ですね。

これが特に当時の大国、ヒッタイトやエジプトの勢力を衰退に向かわせます。

フェニキア人にしてみれば権力の空白地帯を生み出して自分達に活躍の場を与えてくれた味方でもあったのです。

フェニキア人の優れた航海術は、海の民によって確立されていったのではないでしょうか?

海の民と同化し、彼らのネットワークも利用してさらに大きな勢力へと変貌していったのではないかという妄想です。

それと呼応する形でアラム人もその陸商能力を高めていったのではないかと・・・

イスラエル国はフェニキア人と密接な関係を持ったソロモン王の時代に最も栄えるのですね。

ハムの子、ミツライムの子であるカフトルの子孫であったとされるぺリシテ人はカナンの先住民として、聖書の中での士師サムソンの物語や、戦士ゴリアテと戦ったダビデの物語など、ヘブライ人の敵として登場します。

彼らもまた海の民の一派であったといわれています。


えっとですね!まとめのお話をしたいと思います^^


今までお話した内容を総合していくと・・・

ノアの箱舟のところでお話したセム、ハム、ヤペテの兄弟ですが、ハムだけがノアの裸を見てしまった事によりハムの子孫に呪いをかけられてしまう(カナンの呪い)のですが・・・


呪いをかけられたのはヘブライ人(ユダヤ人)ですよね!?


後の流れをを追っていくと、オッサンにはどう考えてもヘブライ人が呪いをかけられたのだとしか思えません^^;;;

そしていままでの流れではフェニキア人の一人勝ちとも思えてしまいますが^^;;;

摩り替わってしまったのかな?と思うオッサンです^^


そして前回にオッサンが今回お話しするとしたカナンの地はイスラエルではなくて、アラビアのアッシール地方の事だったというお話ですが
・・・

カマール・サリービーという人が書いた「聖書アラビア起源説」という本に書いてあるのですが、今回も長い文章になってしまいました(>_<)

そしてこれも長いお話になりますので、またの機会にお話します^^;

またこれに関してとても参考になるブログを書いておられる方がいらっしゃいますので興味のある方は参考にしてください。

「オルタネイティブを考える」という名のブログをされている方の記事です。
検証: 聖書アラビア起源説

まあ簡単に言ってしまうとパレスチナにはユダヤ教の跡が存在しなかった。そこにはフェニキア人が信仰したバウル信仰の跡しかなかった。。。という事になてしまうのでしょうか・・・^^;;;

うーん、結局、謎のままで終わってしまった感が強いですが、、、

オッサン程度にわかるようなら歴史は苦労しません(爆)

という事で今回も妄想史のお話でした。

次回は釣りのお話ができると良いのですが、、、

少し時間が開きそうなオッサンです(>_<)


では(^_^)/

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

Secret

プロフィール

八爺

Author:八爺
59歳になりました。生活不詳、引きこもり、世間の事は何もわかっていない勉強中のジジイです。

我家にやってきた猫のタマの一年と一ヶ月の記録に同じく「台風からの訪問者」はちの成長と釣りとたまに歴史のお話と愚痴を記事にしていきますので、よろしくお願いします^^;

月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新記事
最新コメント
最新トラックバック